日本産業展


初めてのサウジアラビア出張

日本貿易振興機構 武田 朋子

私は、11月中旬から16日間、サウジアラビア「ジャパン・インダストリー2005」の準備、運営のため、サウジアラビアの首都、リヤドを訪れました。今回が、私にとってサウジアラビア、そして中東地域を訪問する初めての機会でした。

夜遅くキングファハド空港へ到着した私は、車でリヤド中心部まで移動しました。まず驚いたのは、なんといっても、キングダムタワーとファイサリア センターのタワーです。この2つの高層ビルの存在は、同国を訪れる前から知っていましたが、実際間近に見ると想像以上の迫力がありました。砂漠のイメージとはだいぶ異なる近代的な風景に、入国直後から衝撃を受けました。

また、後日同ビル内のショッピングモールを訪れた際も大きな衝撃でした。サウジ女性は厳しい戒律の中で生活しているという私のイメージとは異なり、女性が堂々とした足取りで買い物を楽しんでいました。ビル内には、女性専用フロアが設置されているなど、女性市場は私の想像以上に華やいでいました。

滞在時の気候は、同国の季節の中でも非常に良い時期であったようで、強い日差しに苦しむことなく、日本の初夏のような気候でした。私は、現地のしきたりに習い、アバヤと呼ばれる黒装束を着用しました。最初は違和感を覚えたアバヤでしたが、気づけば自然なものとして受け入れ、日本へ帰国する際には、着用していない事が不自然に思われるほどでした。風通しもよく、サウジの気候に合った衣服に感じました。

仕事に関しては、現地の方の暖かいサポートもあり順調に進みました。最終日のファミリーディでは、通常男性のみの入場であった会場も、多くのサウジ人女性・子供たちで賑わいました。来場者の興味は、ロボットをはじめ映像技術、飴細工などの日本の伝統工芸と様々なものでした、今回の展示会を通じ、少しでも日本の技術、文化をサウジの方に感じとってもらえていれば嬉しい限りです。

今回の滞在で、今まで抱いていた砂漠のイメージだけでなく、近代的なビル、また女性の堂々とした行動に今後の同国の益々の発展を垣間見た気がしています。

展示会場で活躍したJETROスタッフ(前列右から佐藤丈治氏、筆者)
展示会場で活躍したJETROスタッフ
(前列右から佐藤丈治氏、筆者)
リヤード市中心に誕生した高さ267メートルのアル・ファイサリーヤ センターのタワー
リヤード市中心に誕生した高さ267メートルのアル・ファイサリーヤ センターのタワー


転載:「日本サウディアラビア協会報」
No.216 March2006













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