特集
—地域からの国際化—
豊根村でのサウジ青年団の活動報告

1日目
 2006年6月27日から5日間に渡り、サウジアラビアの小学生から高校生30名が2005年愛・地球博においてサウジアラビアのホスト国を努めた、愛知県北設楽郡豊根村に滞在しました。学院スタッフも豊根村からの要請を受け、滞在期間中のお手伝いをしました。

 滞在中の活動に関しては、豊根村・サウジアラビア王国交流促進委員会の山本明弘事務局長、愛・地球博時にフレンドシップ大使を務めた新木正明委員長をはじめとする、多くの豊根村村民の方々のご協力の下、東京では決して味わう事の出来ない日本の古き良き文化の体験を取り入れながら構成されました。

 滞在は、茶臼山高原の山頂付近にある「清水館」さんで行いました。女将さんをはじめとするスタッフの皆さんは、食事など、様々な面において大変気を使ってくださり、サウジ学生用に名古屋まで「ハラール食品」の買出しに出かけるほどでした。また、アルコールや豚類などが含まれないように調味料に至るまで入念なチェックを行ってくださり、当学院に対しても何度も電話やFAXで問い合わせくださいました。

清水館の様子
清水館の様子
好評だったカプサ
好評だったカプサ

 そんな温かい気持ちはサウジ学生達にも通じ、清水館さんに到着するや否や、子供達は大はしゃぎを始めました。まず、準備された浴衣に一同大興奮。初めて着る日本の衣装(?)にちょっとしたファッションショーが始まりました。次に、わざわざサウジで食べられているレシピを探し、作ったという晩御飯の「カプサ(サウジ風炊き込み御飯に羊肉をのせた食べ物)」にまた大興奮。学生達からは「日本に来て、まさかカプサが食べれると思わなかった!」との声が多く聞かれました。このカプサは非常に好評で、豊根村滞在の最終日の晩御飯も学生達のリクエストにより振舞われたとのことです。

2日目、3日目
 2日目は2班にわかれて「トレッキング」と「マウンテンボード」を楽しみました。簡単に説明すれば、前者は山登り、後者はスノーボードの雪がないものだと思えば分かりやすいと思います。マウンテンボードは学院スタッフも体験しましたがなかなか難しかったです。一方、サウジ学生達の中には非常にインストラクターの方々がビックリするほど上達した学生も何人かいました。
 3日目はパラグライダー体験が行われました。自分ひとりで空を飛ぶ初めての体験に、楽しみな子、不安な子など、胸中は様々なようでした。

2日目、3日目の様子
2日目、3日目の様子

4日目、5日目
 4日目は新豊根ダムの訪問、魚捕りが午前中に行われ、午後は豊根村の小中学校訪問、旧家(熊谷家)の訪問などが行われました。小中学校訪問では、書道や剣道、卓球などを体験し、同年代の豊根村村民との交流を行いました。お互いに話す言葉が違ってもすぐに打ち解けていました。

豊根村の小・中学生との交流 サヨナラパーティーで挨拶を行う豊根村村長
豊根村の小・中学生との交流 サヨナラパーティーで挨拶を行う豊根村村長

 夜はサヨナラパーティーと、サッカー交流が行われ、サヨナラパーティーでは和太鼓の演奏が行われるなか、熊谷卓也豊根村村長からご挨拶と記念品の贈呈が行われました。その後のサッカー交流では、サウジチームの強さに圧倒されました。

 そして5日目の朝、サウジ学生達は東京方面に向けて旅立って行きました。学生たちからは「今回の日本滞在の中で最も楽しい時間を過ごせた。」「サウジでは決して味わう事のできない貴重な経験をすることができた」「豊根村最高!」などと、絶賛をし豊根村を後にしました。
 
後日 在京サウジアラビア大使館にて
 東京方面に向かったサウジ学生一行は、在京サウジアラビア大使館を表敬訪問しました。ファイサル・トラード大使とともに、ムハンマド・ハサン・アルジール、アラブイスラーム学院長も彼らを歓迎いたしました。

サウジ学生を歓迎するトラード大使とアルジール学院長






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2006年 アラブ イスラーム学院