イマーム大学副学長による卒業証書授与式行われる

卒業式
 

 平成15年5月18日(日)午後7時〜8時にかけて、アラブ イスラーム学院は招待者、並びに一般参加者約150人の参加を得て、第一回卒業証書授与式を行いました。イマーム ムハンマド イブン サウド イスラーム大学を代表し、副学長のムハンマド イブン アブドゥッラフマーン アッルバイイエ博士(高等教育,文化研究担当)により、14名の卒業生(欠席5名)が卒業証書を授与されました。

 併せて日本-サウジアラビア学生テレビ会議参加学生、及び協力関係者が感謝状を贈呈されました。最後には、ゴールデンウィーク中に行われたアラビア語特別コース参加者約40名の中から成績優秀者7名が表彰されました。表彰式には、イマーム大学 付属海外教育機関責任者アブドゥッラー アルファハド博士、及びムハンマド ワリー駐日サウジアラビア臨時代理大使が同席しました。

 副学長、アッルバイイエ博士は、「当初、学院設立については、大いなる喜びと共に危惧感が存在していた。しかし、日本、アラブの相互理解に向けて学院の設立が実現できた。これからは両国の文化交流と相互理解の為に、学院は真摯に日夜努力し、一歩一歩着実に初期の目的達成に向って邁進して欲しい。現在、イマーム大学は日本の諸大学と学問の分野で提携すべく準備をしている。又今後はアラビア語-日本語間の文献の翻訳に力を注ぎたい」と祝辞を述べました。 

 来賓代表の日本サウジアラビア協会副会長、林 昂氏は「学院及び学院生が益々両国の親善、友好関係促進に邁進することを期待する」、と祝辞をアラビア語で述べました。また、卒業生を代表し、日野 実氏がアラビア語で謝辞を述べました。
 


アッルバイイエ イマーム大学副学長による祝辞


慈悲あまねき慈愛深きアッラーの御名において・・・皆さんの上に平安あれ。そしてアッラーのお慈悲と祝福がありますように。

イマーム・ムハンマド・イブン・サウード・イスラーム大学学長に代わってご挨拶申し上げます。東京のアラブ イスラーム学院のこの素晴らしいパーティーへようこそいらっしゃいました。このパーティーはサウジアラビアを訪問された日本人学生の皆さん、そして学院卒業生の皆さん、ゴールデンウィーク中のアラビア語特別授業参加者の皆さんのためのパーティーです。

 ここで少し時間を戻しまして、イマーム・ムハンマド・イブン・サウード大学責任者たちによるこの東京アラブ イスラーム学院創立・開校にいたるまでの話をしたいと思います。

 この件に関して、責任者たちの間には歓迎・喜び・心配・警戒といった様々な気持ちが前例のない計画に対して沸きあがりました。しかし、相互理解・相互協力・文化交流のための固い決意がこの計画の成功をもたらすこととなりました。この決意とその裏にあったサウジアラビア・日本両国の者たちの真摯な志によりアラブ イスラーム学院の開校がもたらされたのです。

 今日、私たちはこの素晴らしい様々な文化的機会を祝う会にあるわけですが、ここで少し、私たちの目的を述べてみようと思います。私たちはこれらの目的実現のために毎年、いや、日夜努力していかなければなりません。ここで皆さんにその目的実現協力を願っている考えと希望をご紹介しようと思います。

1−この学院は狭義には日本とサウジアラビアの、そして広義には日本とアラブ・イスラーム世界との文化交流・関係強化をその開校目的としています。日本・サウディアラビア、アラブ・イスラーム世界両国からの絶好のチャンスと誠実な志があるのですから、私たちはこれらをこの計画実現のための一歩一歩とするべきです。

2−当学院にはアラビア語学習・アラブイスラーム文化学習のために日本の諸大学と協力する準備があります。私たちは日本の皆さんがそれらに関して大変な興味をもっており、我々アラブ・イスラーム諸国の者たちも自分たちの言語文化を紹介することを切望しております。

3−私たちはお互いに、お互いの文化・思想・発明などを知り、理解するための日本語からアラビア語、またアラビア語から日本語への諸文献の翻訳に力を注がなければなりません。皆さんご存知のように翻訳は異文化・諸国を結ぶ重要な方法です。

 最後に私は、皆さんのアラブ イスラーム学院に対する忠告と協力を願ってやみません。皆さんのご意見、学院の活動発展のための批判・提案を書いてくださることを願っており
ます。

イマーム・ムハンマド・ブン・サウード・イスラーム大学副学長
ムハンマド・ブン・アブドゥッラハマーン・アッ=ルバイイエ
 



イブラーヒーム学院長による祝辞


 慈悲あまねき慈愛深きアッラーの御名において・・・万有主アッラーに感謝し、諸預言者のうちで最も高貴なムハンマドに、そして彼の一族と教友たちにアッラーからの祝福があることを願います。

 イマーム・ムハンマド・イブン・サウード・イスラーム大学副学長、在日サウジアラビア大使、イマーム大学海外付属校代表、そして各国大使閣下各位と同胞の皆さん、幾つかの目的のために開催されました今夜のパーティーへようこそいらっしゃいました。

 このパーティーはイマーム大学副学長の当学院訪問・今年度の学院卒業生の皆さんへの卒業証書授与式・ゴールデンウィーク中に開催されたアラビア語特別授業成績優秀者の皆さんへの表彰式、そしてサウディアラビアを訪問されたテレビ会議参加者成績優秀者の皆さんへの表彰式のために開催される運びとなりました。

 さて、当学院は、サウディアラビア内外に幾つかの分校をもつイマーム大学付属校の一つであり、日本人あるいは日本に滞在中のムスリムのみなさんにお役に立つよう体制を整えています。当学院の開校目的は次のようなものです。

1−イスラーム文化に興味がある方々への協力とイスラーム紹介。

2−日本人とアラブ人との友好関係の確立・強化。

3−日本人あるいは日本人以外のムスリムたちに対するイスラーム紹介と問題解決、そしてアラブ・イスラーム研究の日本語への翻訳作業援助。

 当学院はこれらの目的実現のために協力してくださる方々全員を歓迎いたします。

 最後になりましたが、皆さんへの歓迎の辞を述べさせていただきますとともに、最後まで楽しい時間を過ごしていただけるようお祈り致します。

 あなたがたの上に平安あれ・・・

アラブ・イスラーム学院長
Dr.イブラーヒーム・アル=マージド
 



卒業生代表による挨拶


 慈悲あまねき慈愛深きアッラーの御名において・・・皆さんの上にアッラーからの平安と御慈悲と祝福がありますように。

 言語とは人と人との間を繋ぐ鍵のようなものです。そしてアラビア語はいまだに話されている生きた世界的言語の一つです。

 私たちはアラビア語を学ぶにあたって、アラビア語とアラビア語を話す人々を尊敬し、アラビア語習得に関して努力してきました。学院は私たちのために学習サポートのためのあらゆる教材と、外国人に対するアラビア語教育を専門とする先生方を用意してくださいました。そして本や図書室や視聴覚室を用意してくださいました。

 私たちはイマーム・ムハンマド・ブン・サウード・イスラーム大学と学院事務局の皆様に感謝します。

 皆さんの上に平安あれ、そしてアッラーの御慈悲と祝福がありますように・・・

卒業生代表
日野 実
 








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