مَسَاء
マサーゥ;masaa'
「マサーゥ(masaa')」というのは、「夕、夕方」を意味する単語です。
اَلْخَير
アル-ハイル;al-khayr
「アル-ハイル」というのは、「よさ、善」という意味の単語「ハイル(kayr)」に、定冠詞「アル(al)」がついてできた単語です。定冠詞「アル(al)」の「ア(a)」の音は、「前に単語を続けて読んだ時に発音されない」という特徴を持っています。
مَسَاءُ الْخَيْرِ
マサーゥ・ル-ハイル;masaa'u-l-khayr(i)
「マサーゥ(masaa')」の後に、単語の最後に来る音を「i(イ)」にした「アル-ハイル」が来てできた表現です。「アル-ハイル」の最後に来る音「i(イ)」が所有を示して、「善の夕方、よさの夕方」、つまり「よい夕方を(=こんばんは)」という意味になります。
「アル-ハイル」の「ア(a)」は、その前に「マサーゥ(masaa')」が来ているため発音されません。また、「マサーゥ(masaa')」の語末に母音「ウ(u)」がついているのは、この単語が文法的には主語であることを示すためです。
النُّور
アン-ヌール;an-nuur
「アン-ヌール」というのは、「光」という意味の単語「ヌール(nuur)」に、定冠詞「アル(al)」がついてできた単語です。定冠詞「アル(al)」の「ア(a)」の音は、「前に単語を続けて読んだ時に発音されない」という特徴を持っています。
また、「サラーム(salaam)」という単語の頭文字である「s」同様、「ヌール(nuur)」の頭文字「n」が定冠詞「アル(al)」の後に来た場合、「アル(al)」の「l」は後に来る文字「n」に変わってしまいます。そのため、ここでは「アル(al)」が「アン(an)」となります。
مَسَاءُ النُّورِ
マサーゥ・ン-ヌール;masaa'u-n-nuur(i)
「マサーゥ(masaa')」の後に、単語の最後に来る音を「i(イ)」にした「アン-ヌール」が来てできた表現です。「 アン-ヌール」の最後に来る音「i(イ)」が所有を示して、「光の夕方」という意味になります。
「アン-ヌール」の「ア(a)」は、その前に「マサーゥ(masaa')」が来ているため発音されません。また、「マサーゥ(masaa')」の語末に母音「ウ(u)」がついているのは、この単語が文法的には主語であることを示すためです。
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