アラビア語カフェ アラブ イスラーム学院


في المطار
- 空港にて -

 

文法の説明
 

أَهْلاً وَسَهْلاً بِكُمْ فِي ~
アハラン ワ サハラン ビクム フィー 〜
ahlan wa sahlan bi-kum fii 〜

基本編で学んだアハラン ワ サハラン ビクム(みなさん、ようこそ)」という表現の応用版です。「フィー(〜の中に、〜の中で)」という単語を加えることで、「みなさん、〜へようこそいらっしゃいました。」という意味になります。

「フィー(fii)」の後に、英語の「the」に相当する定冠詞「アル(al)」が来て、それら2つの単語を続けて読んだ場合、「フィー(fii)」は「フィ(fi)」と短くなります。一方、定冠詞「アル(al)」の「ア(a)」の音は消えますから、つなげて読むと「フィル・○○○」となります。

「アッスウーディーヤ(as-su`uudiiyah)」という単語には定冠詞「アル(al)」がついていますが、その後に「s」が来ているため、「アル(al)」の音が「アッ」と変わります。そのため、「アッスウーディーヤ(as-su`uudiiyah)」の前に「フィー(fii)」が来ると「フィル・スウーディーヤ」ではなく、「フィッ・スウーディーヤ」となります。

أَهْلاً وَسَهْلاً بِكُمْ فِي الْيَابَانِ
アハラン ワ サハラン ビクム フィル・ヤーバーン
(みなさん、日本へようこそいらっしゃいました)

أَهْلاً وَسَهْلاً بِكُمْ فِي السُّعُودِيَّةِ
アハラン ワ サハラン ビクム フィッスウーディーヤ
(みなさん、サウディアラビアへようこそいらっしゃいました)

شُكْرًا لِـ ~
シュクラン リ 〜
shukran li 〜

シュクラン(shukuran)(ありがとう)」に「リ(li)(〜に対して、〜のために)」を続けると、「〜に感謝します」という表現が出来上がります。

「リ(li)(〜に対して、〜のために)」は、後に「私」を意味する単語以外の人称代名詞が来た場合、「ラ(la)」と音が変わります。そのため、「あなたたちに感謝します」という表現では「-クム(あなたたち)」がついて「ラクム(lakum)」となります。決して「リクム(likum)」とはなりませんので、間違えないように気をつけましょう。

ما (هو) ---- ؟
マー ・・・・ ?
maa ・・・・  ?

「マー(maa)」は、英語の「what」に相当します。この疑問詞「マー(maa)(何?)」の後に、名詞を持ってくることで、「・・・は何ですか?」という疑問文を作ることができます。

会話の例文のように、「・・・」の文に相当する単語の最後には、母音「ウ(u)」をつけます。この母音によって、いわゆる「てにをは」のうちの「〜は」が示されます。ただし、「あなた」もしくは「あなたたち」といった意味を添える「-カ(-ka)」や「-クム(-kum)」が単語についている場合は、「-カ(-ka)」や「-クム(-kum)」の直前に、母音「ウ(u)」をつけます。

また、スキットにあるように、「マー(maa)」の後に熟語などが来た場合、疑問を示す「マー(maa)」と、「・・・・」の部分にくる熟語とを区別するために、わざわざ「フワ(huwa)」という単語を付け足すことがあります。

أَنَا ـــــٌ .
アナー ○○○
'anaa ○○○

アナー('anaa)(私)」の後に、定冠詞「アル(al)」のつかない名詞や形容詞をそのまま持ってくることで、「私は〜です。」という表現を作ることができます。通常は、この時アナー('anaa)(私)」の後に来る名詞や形容詞には、「-ウン(-un)」という音が付け加えられます。これは、述語であることを示すため、単語に付け加えられる音です。

أَنَا طَالِبٌ
アナー ターリブン
(僕は学生です)

أَنَا مُوَظَّفٌ
アナー ムワッザフン
(私は職員です)

مِنْ فَضْلِكَ
ミン ファドリカ

ミン ファドリ 〜(min faDli 〜)(おねがいします)」という表現は、相手に物を頼む時に添える表現で、英語の「please(プリーズ)」に相当します。

相手が男性1人であれば「ファドリ(faDli)」の後に「-カ(-ka)(あなた)」をつけて「ミン ファドリカ(min faDlika)(あなた)」に、女性1人であれば「-キ(-ki)」とつけて「ミン ファドリキ(min faDliki)」に、そして相手が複数であれば「-クム(-kum)(あなたたち)」をつけて「ミン ファドリクム(min faDlikum)」にします。

تَفَضَّلْ
タファッダル
tafaDDal

タファッダル(tafaDDal)」は、相手が男性1人の時に「どうぞ」という意味で使う表現です。動詞の命令形なので、名詞を使った「ミン ファドリカ(min faDlika)(おねがいします)」や「イスムカ(ismuka)(あなたの名前)」とは違い、「あなた」を示すために「-カ(-ka)」といった音は付け足しません。

そのかわり、動詞について、「あなた(男性)」、「あなた(女性)」、「あなたたち」を示す別の文字を付け足します。相手が男性1人の時は「タファッダル(tafaDDal)」に、相手が女性1人の時には「イー(ii)」の音をつけて「タファッダリー(tafaDDalii)」に、そして相手が複数の時には「ウー(uu)」の音をつけて「タファッダルー(tafaDDaluu)」とします。

هَلْ مَعَكَ ~ ؟
ハル マアカ 〜?
hal ma`a-ka 〜?

مَعِي ~
マイー 〜
ma`ii 〜

マア(ma`a)(〜と共に、〜と一緒に)」の後に人称を示す文字をつなげ、さらにその後に名詞「○○○」を持ってくると「〜は○○○をもっています」という表現ができあがります。

「〜は○○○を持っていますか?」と質問する場合、上で作った表現の先頭に、疑問を示す「ハル(hal)」と付け足します。そうすると、上の文が疑問文になります。

あなた(男性)は〜を持っています مَعَكَ ~ مَعَ + كَ + ~
あなた(女性)は〜を持っています مَعَكِ ~ مَعَ + كِ + ~
あなたたちは〜を持っています مَعَكُمْ ~ مَعَ + كُمْ ~
彼は〜を持っています مَعَهُ ~ مَعَ + هُ ~
私は〜を持っています(*注) مَعِي ~ مَعَ + ـِي ~

「私は〜を持っています」という時だけ、「マア+イー=マアイー」ではなく「マア+イー」となります。これは、「イー」という音が「ア」という音よりもずっと強いために起こっている発音の変化によるものです。