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アラビア文字って必要?

 アラビア語の学習書を見ると、アラビア文字に馴染みがないせいか、カタカナやローマ字だけの書籍もある。では、アラビア文字を覚えなくてもいいのだろうか?
 確かに、アラビア文字は難解との印象があり、日常会話の上では不要とも思える。しかし、アラビア文字は発音と密接な関係にあり、例えばsで表される発音でも、アラビア文字では ﺹ ﺵ ﺱ の三種類によって発音を区別し、当然意味も異なってくる。それゆえ、文字を理解することは、発音の聞き取りや、意味の理解の向上に繋がるので、アラビア語の習得を目指す学習者には必須といえる。

では、どうやってアラビア文字を覚えるの?

 語学シリーズNHKラジオ アラビア語入門テキスト」は、文字を数回に分けて解説しており、安価で使いやすい。また、「アラビア語の入門」も文字の解説が詳しい。さらに、本学院のHP上の文字学習コーナーも参考になる。
 ただ、文字だけを覚えるのは学習者によっては、退屈を感じるかもしれない。そのような場合は、実際に文章を読み書きし、その中で覚えていくといいかもしれない。ただ、この場合に単語の意味が分からなくても気にしないこと。

さあ、アラビア語学習を始めよう!

 一般的には、学習素材として文法書と辞書を併用して、学習を進めていく方法が採られる。

学習素材

 学習素材としては、アラビア語は同じスペルでも発音が異なるなど音と密接な関係にあるので、ネイティブとともに学習できるものが最良ではある。しかし、もしそれが困難なら、「CDエクスプレス アラビア語」や、「こうすれば話せるアラビア語」など、CD付きの簡単な会話集から入るといいだろう。

文法書

 アラビア語の文法は、例えば語尾や格が変化するなど、一見するとかなり複雑に感じるかもしれない。しかし、実はそれらはある種の"サイン"であり、また、be動詞のないアラビア語において、主部と述部を分かつ構造上欠くことのできないものである。

 では、どう攻略するか・・・まず、比較的ボリュームの薄い文法書を一冊通読するのがお勧めだ。もちろん、すべてを理解する必要はなく、全体像をさらっと把握してみるのである。ここで、「基本アラビア語入門」は、図表が巻末にあるので、通読し易く、読みやすい一冊といえよう。
 ただ、その反面、図表の見方にも慣れが必要となるので、学習が進んできても馴染まないという方は、「ステップアップアラビア語」を参照してはいかがであろうか。尚、「現代アラビア語入門」(大学書林)も愛読者が多いことをここで付け加えておく。

モチベーションを維持しよう!

 ここまできたら、後はモチベーションの維持が大切となるので、学習方法も個人次第だろうか。例えば、アラブ人とコミュニケーションをとることが目的で、会話中心でいきたい方であれば、「250語でできるやさしいアラビア語」や、「アラビア語のきまり文句」が学習素材としてはいいだろう。
 また、全般的なアラビア語学力の底上げを狙うなら、「アラビア語対訳千夜一夜物語」を強くお勧めする。ただ、こちらは、残念なことに音声がない。

単語が覚えられない!

 単語をどう覚えるかは、ひと通り英語学習をしてきた大部分の日本人であれば、独自のスタイルがあるのではないだろうか。どうしても、単語帳が欲しいという方には、「アラビア語基本単語2000」がある。

 各自の学習スタイルによっても、どうもしっくり単語が覚えられないという場合はどうするか。回答にならないかもしれないが、それは重要度の低い単語と割り切ってはどうか。なぜなら、大切な単語や言い回しは繰り返し出てくるから、重要度の高い単語から自然と暗記できるものだからである。
 ただ、それには多くの文章を読む必要があるため、ここが国内市販の学習書での勉強の限界となるかもしれない。
 
 ここで一つだけ、個人的な事柄を述べさせてもらうと、私は暫く ﻡﺎﻗ が覚えられなかった。テントなどを"立てる"または、"滞在する"などの意味を持つ多義性ゆえに、混乱が生じていたのである。しかし、「アラブの遊牧民は移動生活をしていたので、新しい場所に滞在するには、テントを立てることから始まったのではないか」という本田孝一氏の推論を読んで、即座に理解し覚えられた。

 勿論、一般化することはできないが、アラブ文化や歴史を理解することは、終局的なアラビア語学習の目的であり、且つ、アラビア語学習にとっても欠くことのできないのではないだろうか。ここで、文化を理解するのに手軽な一冊として「はじめてのアラビア語」がある。また、本学院のHPにもアラブ文化に精通した方々のコーナーがあるので、そちらも参考になる。 




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2003年 アラブ イスラーム学院