預言者ムハンマド伝
 

【預言者ムハンマドの死】
 

マッカの巡礼から戻った約2ヵ月後に預言者ムハンマドは病気になりましたが、まだモスクで礼拝を行う事も可能で、教友達に指示を出す事もできました。
しかし、彼の健康は日ごとに悪化していきました。

最後には、アブーバクル(アッラーが彼を嘉しますように)がモスクでの礼拝を先導するように命じられました。家族の者たちや教友達全員が彼の身体のことを心配していました。

預言者ムハンマドが亡くなったのはヒジュラ暦11年ラビーウ・ル・アウワル月12日の月曜日で、当時63歳でした。多くの人々は、預言者が亡くなった事を信じることができませんでした。彼らは、アッラーの使者は永遠に生きると信じていました。

別れの巡礼以来、預言者の死が近づいていると感じていたのはアブーバクルでした。
彼は、預言者ムハンマドが実際に亡くなった事を群衆に納得させました。
アブーバクルは、集会で「もし彼らがムハンマドを崇拝していたのならば、ムハンマドはすでに亡くなってしまったが、アッラーを崇拝するのであれば、彼は亡くならず永遠に存在する。」と述べました。

そしてアル・クルアーンから次の節を暗誦しました。

『ムハンマドは、かれの前の使徒たちが確かにかれの前に逝ったのと同様、一人の使徒に過ぎない。もしかれが死ぬか、または殺されたら、あなたがたは踵を返すのか。』(アル・クルアーン第3章144節)



ムハンマド アル・トゥワイジュリー著
「預言者ムハンマド(彼に平安あれ)人類への恩恵」の翻訳より

                

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