預言者ムハンマド伝
 

【預言者として】
 

ムハンマドは、偶像崇拝(不信仰者)社会の中に生まれました。
そのため自分を取り巻く堕落した社会にうんざりし、悲しみを抱いていました。
そしてマッカの側の、のちにジャバル・ン・ヌール(光の山)として知られる山中にあるヒラーの洞窟にしばしば行き、無知によりもたらされた邪悪がはびこっている彼の社会について深く考えました。彼はそこで、目には見えない、しかし、全てに行き渡った、神の存在について深く考えました。

ある夜、ヒラーの洞窟で瞑想していると、天使ガブリエル(ジブリール(彼に平安あれ))がやって来ました。

その天使の強力な声が耳に反響し、彼の目を覚まさせました。
当惑したムハンマドは、どうすれば良いのか分かりませんでした。
すると読むように命じられました。
彼は「私は読む事が出来ません。」と答えました。
その天使は、ムハンマドに読むように3回命じましたが、彼は同じように答えました。
最後に天使は命じました。

『読め、「創造なされる御方、あなたのラッブ(主)の御名において。 一凝血から、人間を創られた。」 読め、「あなたの主は最高の尊貴であられ、 筆によって教えられた御方。 人間に未知なることを教えられた御方である。」』(アル・クルアーン第96章1-5節)

これは、当時40歳だったムハンマドが受けた最初の啓示でした。
そしてその後啓示は、23年間を経て、彼の元に下されました。
これらの一連の啓示は、神の命令により配置され、のちにムスハフ(本)アル・クルアーン(読まれるもの)の形に集められました。

それらの節のほとんどは、明白な意味を持っています。いくつかの節は、他の節と結合して理解され、他のいくつかの節は、預言者ムハンマド(彼に平安あれ)の言葉、行動、そして彼のスンナ(伝承)を通じて理解されています。

アル・クルアーンとスンナは共に、アッラー(崇高なお方)に人生を委ねた者達の生きるべき道を明確に示しています。この指導に従って生きる人々は、現世と来世でアッラーに救われる事を保証されています。

ムハンマド アル・トゥワイジュリー著
「預言者ムハンマド(彼に平安あれ)人類への恩恵」の翻訳より

                

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