イスラームQ&A
 

【民主主義について】
 

Q4:なぜイスラームは民主主義を拒絶するのですか?イスラームは独裁制を認めているのですか?

A:
まず、イスラームは、話し合いによる政府・制度を否定していません。「シューラー」というアラビア語は人々による話し合い、つまり多くの人々が民主主義をそのように理解していることと同じことを意味しています。ですから、至高のアッラーはクルアーンの中に一つの完全な章、つまり「シューラー(話し合い)」章を下しました。また、クルアーンの中でアッラーは預言者に対して「あなたたちの事柄について人々と話し合いなさい」と命じました。預言者ムハンマドはイスラーム国家の元首のような立場でしたが、そのような立場のムハンマドに対して、彼の仲間たちとともに話し合いを行いなさいと命じたのでした。ですから、イスラームは話し合いという立場を認めていますし、おまけに独裁制を拒絶しています。

また、預言者のハディースの中に次のようなものがあります。「アッラーよ。人々の責任者となる者が人々を厳しく扱った場合には、彼を厳しく扱ってください。人々を優しく扱った場合には彼を優しく扱ってください」というものです。これはつまり、統治者となった者が人々に対してよく振舞えば、彼に対してアッラーが彼にも優しくしてくれるよう、預言者が祈願をしたということです。それとは逆に、人々に対して厳しくした者に対しては、アッラーが彼に対して厳しくすることを祈願したのでした。


インタビュアー:ファーティマ佐久間
ゲスト:サアド アルハルビ師


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