アラブとの架け橋
 

サウジアラビア大使館商務部
【アルジャンドール氏インタビュー 2】


アルジャンドール氏インタビュー 1


 サウジアラビア大使館商務部にて、サウジアラビアと日本の経済関係の強化・ 発展を図るため、両国間の情報提供や企業活動に有益な広報活動などを行ってい らっしゃるアルジャンドール氏へのインタビュー。今回は、その第2回です。

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日本での仕事

Q1.日本でお仕事をされている中で、重視されていることは何でしょうか?
A:
 私の仕事は商務部ですから経済が主ではありますが、経済と文化の両面を柱と 考えています。経済も互いの文化の理解があって初めて成り立つものです。例え ば、日本人は名刺交換を非常に大切に考えます。ですから、私たちはそのことを 尊重します。

 私が日本で仕事を始めて初めに驚いたことは、日本人の仕事に対する非常に熱心 な姿勢です。皆さん真剣に仕事に取り組んでおられます。

 相手をよく知り、そしてお互いに尊重し合うことがビジネスにおいてもとても 重要です。

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Q2. 現在、サウジアラビアと日本間のビジネスはどのような状況でしょうか?
また今後の展望についてもお聞かせ下さい。
A:
 長年、サウジアラビアと日本は極めて友好な関係を築いてきました。特に経 済・商業的な関係は今日ますます結びつきを深め、発展を遂げています。日本は サウジアラビアにとって第二の貿易相手国であり、昨年度における最大の投資相 手国です。

 ご存知の通り、日本とサウジアラビアは石油関連において密接な関係にありま すが、今やそれにとどまりません。特に2005年以降、電気・自動車・水処理 (造水)・農業分野への日本からの投資が活発化しています。このことは、両国 政府を始め多くの方々の協力が形になってきたものといえます。

 現在サウジアラビアは経済成長の途上にあり、都市の建設から始まり、鉄道の 敷設、ビル・住宅の建設などが盛んで、日本企業にとって多くのビジネスチャン スがあります。

 また、サウジアラビアから日本に対しては、日本製品の輸入だけでなく、日本 の優れた技術をもっと学びたいと考えています。また若い人口が増加しているの で、人材の育成も急務です。

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Q3. サウジアラビアと日本が今後一層ビジネス関係を友好に深めていく上で、有効なことは何でしょうか?
A:
 私は両国ビジネスを結びつける仕事に携わりながら、基本的な情報の共有がで きていないことを時々感じます。両国は地理的に遠く、気候、習慣など大きく異 なります。また、交流の歴史もまだ浅いので、このようなことは当然ともいえま す。しかし、マスメディアによる偏った報道が加担していることも事実です。私 は、サウジアラビアの正しい情報を日本の企業の方々にお伝えし、正しい情報か ら判断していただきたいと考えています。そして有益なビジネスチャンスを掴ん でいただきたいと思っています。

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結びに

 商務部は皆様からのどのようなお問合せやご意見も歓迎し、両国の発展に尽くしたいと思っております。

 お互いに理解を深めようという様々な取り組みを広げていくことができればす ばらしいと思います。この記事が一助となれば何よりです。ありがとうございま した。皆様のご多幸をお祈りいたします。


インタビュアー:中易誠子
アラブ イスラーム学院 学生

(2007年4月3日更新)

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