アラブとの架け橋
 

【愛・地球博訪問記 モロッコ編】

愛・地球博


光の美しさ・・モロッコ館を見て

今回はモロッコ館をご紹介しましょう。モロッコ館はグローバル・コモン3にあり、西ゲートから入場される場合、最も近いのがこのエリアです。ここはチュニジア、モロッコ、リビアなどのアラブ諸国の他、ヨーロッパ13カ国のパビリオンがあり、それぞれの国の歴史や文化を見てまわることができます。

特にモロッコ館は、建物の外観はシンプルですが、中に入ると思わずため息がでるほど美しく、綺麗です。

モロッコ館の外観   入口。太陽光があふれ非常に美しい様子
モロッコ館の外観   入口。太陽光があふれ非常に美しい様子


館内の中央には万華鏡のようなオブジェがあり、その下には、モザイク模様のタイルで、人口の泉が造られています。


誰かがなにか願いでもこめて投げ入れたのでしょうか、中にコインが落ちていました。澄んだ水なのは、時々水を補給しているからです。水面がきれいなので、フロアと見誤って水の中に落ちないように気をつけましょう。実際、観光客の中に落ちていた人がいました。(でも、浅いので心配いりません。)
入口を入って右側には、モロッコの工芸品が展示されています。


床はところどころ、ガラス張りで足元にモロッコの伝統的な装飾品や刀類が展示されていました。

  タイル
タイル細工職人がタイル造りの実演をしていました。とても細かい作業で、神経を使います。   タイル


さらに、奥に進むと光きらめく、きらびやかな回廊(通路)があります。思わず、時間を忘れ立ち尽くしてしまうほどです。(アラブ イスラーム学院でいつも見慣れている人でも新鮮に感じますよ。)

 
    細工職人さんが実演していました。これも非常に細かい作業です。


ご存知のようにモロッコ王国は地中海に面した国で、豊かな自然に恵まれています。歴史上貴重な文化遺産も多く残されています。このような様々な建築・工芸品の展示が行われるいっぽうで、館内中央のスクリーンにはモロッコの豊かな自然やその保護・保全に取り組み、観光業にも力を入れている様子が紹介されていました。


モロッコ館では数々の工芸品の美しさにただただ見とれてしまいました。自然の創造の偉大さと優れた人間の技を持つモロッコ、それをしっかり受け継ぎ、また新しい可能性をさぐっている国だと感じました。スタッフのモロッコ人の優しい、人なつこい笑顔が心に残っています。是非、モロッコに行ってみたくなる、そんな気持ちさせてくれる愛・地球博でした。ちなみにモロッコ王国デーは7月1日です。



JR東海超電導リニア館

JR東海超電導リニア館
JR東海超電導リニア館


アラブ諸国のパビリオンばかりでなく、このあたりで他のパビリオンにも触れてみましょう。とはいえ、入館のための整理券を手に入れられなかったので、入口付近の写真のご紹介になります。

ちょうどJR東海超電導リニア館前を通りかかった時、アテンダント(スタッフ)の皆さんが整列し、お客さん達に向かって挨拶をしていました。彼女達が着ているユニフォームは再生ポリエステル素材を使用し、会期終了後、可能な限り断熱材や防音材へマテリアルリサイクルなされるとのことです。

超電導リニアとは陸上交通システムで、有人走行による世界最高速度581Kmを達成した日本が開発している先端技術の一つです。ここでは3Dシアターと実物車両等の展示を通してこの技術を体感できるそうです。是非とも中を見てみたいという人は、予約が必要かどうか必ず確かめて下さい。

白い大きな屋根は酸化チタン光触媒テントというものです。(写真では少し見にくいかもしれません)。セルフクリーニング機能があり、いつまでも白い清浄な色を保て、清掃に使う洗剤を減らせる効果があるとのことです。また、光を吸収すると水がなじみ易くなる超親水性機能を利用し、テントの表面に散水すると、薄い水膜を形成し、その水膜が蒸発すると、「打ち水」効果によって、テントの表面温度が下がって、テント下部の空気を冷却するのだそうです。暑い夏などでも快適な環境を提供することができるとのことです。自宅にも是非、欲しい機能です。夏休みに予定を立てている方は実際どんなものかを体験なさってみてください。そして、後で教えてくださいね!




山本ゆみ
アラブ イスラーム学院卒業生

                

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