ハッジとは? | はじめに | ウムラのやり方1 | ウムラのやり方2 | ハッジのやりかた | 預言者モスク訪問 

 
ハッジ研究
 

ウムラのやり方(1)


ウムラのためのイフラームを行おうとした場合、まずグスルを行い、頭と顎鬚に香をつけます。この香りはイフラームの後まで残っても問題ありません。
2つのサヒーフに載っている伝承によると、アーイシャは言いました。「預言者がイフラームを望んだ時には香水をつけ、そのあとに頭と顎鬚にミスク(麝香)をつけました」
イフラームの際のグスルは男・女・月経中の女性・出産後の悪露の状態の女性に対するスンナです。これは預言者が、アスマービントウマイスが悪露の状態にあったときイフラームの際、グスルをし、布をしいて(ナプキンなどをしいて)イフラームをするように命じたことに由来しています。

グスルの後には香りをつけ、イフラームの服を着ます。そして礼拝をし(義務またはスンナ)、イフラームのニーヤをし、「ラッバイカッラーフンマ ラッバイカ ラッバイカ ラー シャリーカラカ ラッバイカ インナルハムダ ワンニイマタ ラカ ワルムルカ ラー シャリーカ ラカ」といいます。意味は「ウムラのために私はここにいます。アッラーよ私はここにいます。讃美と恩恵と権力はあなたのもとにあります。」です。男性はこれを声を大きくして言い、女性はそばにいる人が聞こえる程度の声でこれを唱えます。これはタルビヤと呼ばれる言葉です。

また、何らかの理由で、自分がウムラを完了させることができないことを心配する者(病気など)はイフラームのニーヤの際次のようにニーヤします。「もし誰かが私を捕まえたら私はその場でイフラームを解きます。また、病、遅延、その他のことによってウムラを完了することができないことに遭遇した場合私のイフラームを解きます。」
これは預言者がダバーアビントズバイルが病気にもかかわらず、イフラームをしようとした時、このように条件をつけるように命じたからです。
この条件をつけた場合、途中でイフラームを解いても何かを課されることはありません。
また、間にも心配事のない人は条件をつけないでニーヤします。これもスンナです。
また、ムフリムはタルビヤを数多く言うことが奨励されます。特に状況や時間が変わる時(上に上がるとき、下に降りる時、夜になったとき、朝になったとき)です。そしてその後に、アッラーに彼のご満悦と楽園を求め、彼の慈悲によって地獄の炎から逃れることを求めます。
ウムラでのタルビヤはイフラームからタワーフを始める時まで、ハッジの場合は、イフラームからイードの日のジャマラトゥルアカバの石投げを始める時までです。

マッカに近付いたらそこに入るために、グスルをするのがスンナです。
そして、マスジドルハラームに入ったら右足から入り、ドゥアーを言います。
「ビスミッラー、ワッサラート ワッサラーム アラー ラスーリッラー、アッラーフンマグフィルリー ズヌービー、ワフタフリー アブワーブ ラハマタカ、アウーズビッラーヒルアズィーム、ワビワジュヒヒルカリーム、ワビスルターニヒルカディーム ミナッシャイターニッラジーム」(アッラーの御名において、祝福と平安がアッラーの使徒にありますように、アッラーよ私の罪を許してください、そしてあなたの慈悲の扉を開いてください、私は偉大なるアッラーにシャイターンからの庇護を求めます。)

 

タワーフ


それからタワーフを始める為に黒石のところへ行き、右手で触り、口づけます。それが困難な時は触った手に口づけます。それすらも困難な時は石の方を向き、手をそちらへ向け、口づけはしません。押し合うと自分にも他人にも害を与える可能性があるので、無理はしないようにしましょう。預言者はウマルに「あなたは屈強な男だから、押し合うと弱者に迷惑がかかるでしょう。人がいなかったら石に触れなさい、それ以外はその方を向きラーイラーハイッラッラー、とアッラーフアクバルを唱えなさい。」と言いました。
石に触る時には次のように言います。「ビスミッラー ワッラーフアクバル、アッラーフンマ イーマーナン ビカ、ワタスディーカン ビキタービカ ワワファーアン ビアハディカ ワッティバーアン リスンナティ ナビーイカ ムハンマディン サッラッラーフ アライヒ ワサッラム」(アッラーの御名において アッラーは偉大なり、アッラーよあなたを信じます、あなたのキターブ(クルアーン)は真実を述べています、あなたとの契約を守ります、そしてあなたの使徒ムハンマドのスンナに従います)


そしてカアバを左手にして右回りに進み、アッルクヌルヤマーニーに着いたらそれに触れ、口づけはしません。ここでも混み合っていたら無理はしないことです。そして、ルクヌと石の間でドゥアーを言います。
「ラッバナーアーティナー フィッドニヤーハサナタン ワフィルアーヒラティハサナタン ワキナー アザーバンナール」(主よ、私たちに現世でも善いものを与え、来世でも善いものを与え、私たちを炎の罰から守ってください)
そして石を通り過ぎるたびにタクビールをし、残りのタワーフ中は好みのズィクル・ドゥアー・クルアーン読誦をします。
タワーフ、サアイ、石投げはアッラーを唱念するために定められました。タワーフの時の一回りを1シャウト(複数はアシュワート)、サアイの時の片道を同様に呼びます。


これでタワーフの1シャウトで、男性はさらに次のようにします。

タワーフの最初から最後までイドティバーウをします。これはリダー(上半身にかける布)の真中を右脇下にはさみ、両端を左肩の上にかけることです。タワーフ後はもとに戻します。
1〜3シャウト目ではラムル(急ぎ足で歩くこと)をします。残りの4シャウトは普通に歩きます。



7シャウト目のタワーフを終えたら、マカームイブラーヒームで次のように読みます。
「ワッタヒズーミンマカーミイブラーヒーマムサッリヤー」それからその後ろで2ラカートの礼拝をし、1ラカート目にはファーティハの後にカーフィルーン章を2ラカート目にはイフラース章を読みます。その後、黒石にもどり、できればそれに触れます。


 
↑UP↑







 




2004年 アラブ イスラーム学院